経験や技術を活かす
シニアにおすすめしたいことの一つとして気軽にボランティアをしてみましょう。
ボランティアによって誰かのために行動することができるため、これが新たな生きがいとなります。
いろいろな人が参加しているため、他人との交流もできて、老後の新たな楽しみとなるでしょう。
ボランティアといってもいろいろな種類のものがあります。
たとえばおもちゃドクターというボランティアがあり、これは壊れたおもちゃを修理する仕事のことです。
機械いじりが得意だったという方に向いており、全国で活躍しています。
現在のシニア層の中にはかつて機械いじりが好きだった人が多く、もともとと技術者だったという人もたくさんいるでしょう。
そういう人が自分の持っている技術を活かして人のために役立つことができるのです。
もちろん基本的に無報酬であり、修理も無料で行うことになるのですが、多くの方がおもちゃドクターとしてのボランティアをしています。
このようにボランティアには特徴的なものがあるため、きっと自分の能力を活かせるものを見つけられるでしょう。
シニアでもできるボランティア
シニアでも気軽に始めることができるボランティアとして観光ボランティアガイドがあります。
これは自分達の住んでいる地域の魅力を紹介するという仕事であり、無料か低額な料金で仕事をします。
シニアの場合はその地域に長く住んでいることが多いため、この仕事をこなせる人は多いでしょう。
福祉囲碁といって、高齢者や障害者の方と囲碁をすることで交流をするというボランティアもあります。
囲碁が好きな人にとっては対局の相手を見つけることができて、遊んでいるだけでボランティアになるためとても楽しめるでしょう。
施設に派遣されて、そこで囲碁をやるというケースもあり、いろいろな人と対局できます。
美術館や博物館でのボランティアの仕事もあり、館内ツアーをしたり、ワークショップを行います。
いろいろな年齢の人が活動しているのが特徴であり、全国各地の美術館や博物館で募集されています。
これらの施設をよく利用するという方に向いており、落ち着いた雰囲気の中でボランティアができます。
最近は防犯ボランティアが増えており、地域のパトロールをしたり、あいさつ運動をしたり、ニュースを無料配信するといった活動をしています。
実際にこのような防犯ボランティアによってその地域の犯罪が減少したというケースもあります。
防犯は警察にだけ任せるのではなくて、自分達でも活動をすることが大切なのです。
このようにいろいろなボランティアがあるため、興味のあるものを探してみましょう。