エンジョイシニアーズ

シニアの暮らしをテーマにしたWEBマガジン。

必要なのは戸締り用心だけではない

シニア暮らしを幸せなものにしたいならば、犯罪に巻き込まれないことは大切です。
高齢者というのはさまざまなことに精神的なショックを受けやすいのです。
周りの人たちを煩わせるようなことをしてしまうと、それが大きなストレスとなってしまうでしょう。

そのようなストレスを受けないためには、普段から犯罪に合わないための対策を取ることが大切です。
特に気をつけるべきことは家の中のものを盗まれてしまう空き巣です。
高齢者になると、つい家の鍵をかけ忘れてしまったり、窓を開けっ放しにしたまま外出してしまうことがあります。

実際に空き巣は高齢者だけが生活している家を狙うケースが多いのです。
高齢者の中には、たとえ空き巣に何かを盗まれてしまったとしても、そのことに気がつかないこともあります。
きちんと空き巣対策をしておかないと、簡単に泥棒に入られてしまうでしょう。

まず、空き巣は事前に下見をすることが多いため、自宅近辺に不審な人物を見かけた場合はためらわずに警察に通報すると良いでしょう。
そうすることによって、警察が家の近所をパトロールしてくれれば、空き巣はわざわざ危険をおかしてまで盗みに入ろうとはしません。

空き巣に狙われやすい家とは

やはり扉や窓にきちんと鍵をかけていなかったり、窓を開け放しているような家は空き巣に狙われやすいようです。
そのため、高齢者の方は特に注意して家の戸締まりを確認するくせをつけておきましょう。
近隣から見通しの悪い家だったり、通行人の少ない家の場合は要注意です。

高齢者だけが暮らしているような家は特に危険性が高いため気をつけましょう。
また、家の中にいたとしても安心できるわけではなく、インターホンを押して出てこなかったら、そのまま入り込んでしまうことがあります。
面倒だからと居留守を使ってしまうと鉢合わせすることもあるため、面倒でもインターホンが鳴った場合には、玄関に向かいましょう。

表札や玄関まわりなどにマーキングされていることがあるため、これもチェックしてください。
その家が高齢者だけの世帯だと分かったら、それを示すためのマークをつけておくことがあるのです。
高齢者だけの家でどうしても空き巣が心配ならば、ホームセキュリティを利用するのも良いでしょう。

これによって不在中もきちんと見張ってくれるため、安心できます。
このようなプロのサービスを利用するのが、一番空き巣の被害を防ぐために良い方法なのです。

また、近所の人達と仲良くしておくことによって、万が一外出中に怪しい人が家に侵入しようとしたとしても、近所の人が見つけてくれる可能性が高くなります。
家の中になるべく金目の物を置いておかないようにすることも大切でしょう。