シニアがスマホを持つメリット・デメリットとは
スマートフォンはシニア世代でも使用できる
スマートフォンといえば若者のものであると思っている人も多くいます。
しかし、その便利さというのは若い人たちだけでなく、シニア世代にとっても同じです。
最近ではシニア世代でもスマートフォンを使用している人が増えていますし、家族の中には両親にスマートフォンを持つように勧める人も多くなっています。
そこで、ここではスマートフォンをシニア世代が持つメリットとデメリットとを紹介していきます。
これから両親にスマートフォンを持ってもらうべきか考えている人はぜひ参考にしてみてください。
シニア世代がスマートフォンを持つメリット
シニア世代がスマートフォンを持つ最大のメリットは家族との連絡手段や交流が増えるということです。
例えばLINEでグループを作って家族全員でのやり取りをするようになれば、離れた地域に住んでいてもいろいろなやり取りをすることができます。
特に、写真が送り合えるということはとても大きなメリットがあり、孫の写真を見たり日常の楽しかったことをシェアしたりとやり取りが自然と増えます。
日常的にやり取りが増えることによって、近年問題となっていたオレオレ詐欺のようなトラブルも回避しやすくなるという点でもメリットが高いです。
やり取りを日頃からしているぶん、詐欺に気付きやすくなりますし、不可解に思えばすぐにその旨を連絡してもらえるようになり、被害が減るのです。
そして、スマートフォンにすることで連絡手段がメールと電話以外にも持つことができるために災害時に連絡を取れる手段を増やすこともできます。
実際に東日本大震災の時にはメールや電話は使えなくても、SNSは連絡が取りやすくそのおかげで安否確認が早くできたという例もあります。
そういった観点からもスマートフォンを持つことにはメリットがあるのです。
こういった家族間でのメリットだけでなく、SNSを活用しやすくなるのでスマートフォンを持つことで趣味を楽しんだり新たな楽しみを見つけたりすることもできます。
また、インターネットでの情報収集もしやすくなるので知識が広がったり認知症予防にも効果的であったりということもあります。
スマートフォンを持つことのデメリット
スマートフォンを持つことで発生してしまうデメリットとして、慣れるまでの操作で困ることがあります。
今のスマートフォンというのは取扱説明書がなく、使いながらその使用方法を覚えていきます。
このような使い方というのはシニア世代があまり挑戦したことのない方法であるため、慣れるまでに時間がかかることがあるのです。
また、使用法がうまくわからないために誤操作をしてしまったり課金をしてしまったりすることもあります。
スマートフォンの使用量や無料での範囲がわからずに、データ通信量が増えてしまい速度規制がかかってしまったり、有料サービスと知らずに使ってしまったりというトラブルもあるので注意が必要です。