エンジョイシニアーズ

シニアの暮らしをテーマにしたWEBマガジン。

もう済んでいる?

シニアになってくると人生の最期の段階としての死について真剣に考えなければいけません。
人生の最終章をどのように生きるのかを考えることが終活であり、自分らしい終わり方を決めることができるのです。
終活は65歳頃から始めるべきであり、人生の最期の期間をどのように過ごすのかはきちんと考えておくべきです。

65歳からの平均余命としては、男性は15年、女性は20年とされておりかなりの期間があります。
この期間をどのように生きていくのか考えておかないと、苦労してしまうでしょう。
意外と老後の人生というのは長いものだと自覚しておくべきなのです。

たとえば万が一寝たきり状態になってしまう可能性があったり、認知症になることもあります。
自分が死んだあとにお墓や葬儀をどのようにするのかも決めておくべきでしょう。
財産相続についてきちんと遺書を残しておかないと遺族たちに迷惑をかけてしまいます。

いったい誰がお墓を建てて自分達の死後の面倒をみてくれるのかも考えるべきでしょう。
このように老後にどのような生き方をするのかを考えることが終活なのです。

終活のやり方

終活の方法としてエンディングノートを作成してみるという方法があります。
エンディングノートというのは人生の最終章を迎えるにあたって、自分の希望をノートに書いておくことです。
それを確認すれば家族はあなたの意思を尊重しながら行動してくれるでしょう。

遺書とは異なり、特に形式があるわけではなくて、拘束力もないのですが、どのような内容でも書くことができます。
いざというときに備えて家族達にメッセージを残すためにエンディングノートを活用してみましょう。
こちらに含める内容はさまざまであり、これからの看病や介護のことについて書いたり、葬儀の希望について書いたり、あるいはペットの扱いについて記すこともできます。

不動産や株式、ローンなど知らせておくべきことはたくさんあり、遺言状よりも気軽に内容を更新できるため、エンディングノートを用意しておきましょう。
その場合には自分がエンディングノートを作成していることをきちんと家族に伝えましょう。
そうすることによって、家族はそのノートを確認して、本人の希望を確認することができるのです。

また、終活を考える際には、これから自分がどのような生き方をするべきなのかをきちんと決めましょう。
その際には自分だけで決めるのではなくて配偶者や子供、友人などと話し合うことをおすすめします。

そうすることによって、どのように生きることが理想的なのかがだんだんと分かるようになります。